SOMNUS

去年のクリスマスにブログに載せたやつです。小説じゃない…ですね、これ。


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ノクト、チャラ男にステラとのデートの場所について相談する。
ノクト「なぁ、今夜どこで食事したらいいと思う?」
チャラ男「はあ?今頃なに言ってんの。クリスマスなんだからどこも一杯だよ。一ヶ月前から予約しなきゃ」
ノクト、驚く。「そ、そうなのか?」
チャラ男「別にこの城でいいじゃん。最上階のノクトの部屋なら夜景が綺麗だし静かだし、ルームサービスみたいに次から次へごちそう運んできてもらったら」
ノクト「……それは嫌だ。外で食べたい」
チャラ男「んじゃ、行くだけ行ってみたら?キャンセル入ってどっか空いてるかもしれないし」
ノクト「ああ、そうするよ」

(夜になりました)

ノクト、ステラと街を歩く。クリスマスのイルミネーションがキラキラと綺麗だ。
ノクト「どこも満席だな」
ふいにステラ、何か見つける。「あら、あの店、空いてそうですわ。ノクト様、行ってみましょう」
ノクト「でも、あれお好み焼き屋だぞ。いいのか、クリスマスなのにそんなんで」
ステラ「ええ!わたし、お好み焼き、一度食べてみたかったんです」
ノクト「それじゃ、まあ入ってみるか(雰囲気出ないけど)」

(次の日)

チャラ男「で、でで、どうだったの?昨日は。ちゃんと言えた?付き合ってほしいって」
ノクト「それが…何度も言おうとしたんだ、けど……」
チャラ男「けど?」
ノクト「青のりが……」
チャラ男「青のり?」
ノクト「彼女が笑うたびに見える前歯についた青のりが気になって、言えなかった」
チャラ男「……」
ノクト「……」

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ネタは、カラオケで誰かが歌っていた歌をちょっといただきました。
「青のり」っていう歌で、後半になるにつれやたら早口になっていくやつです。
シリアスばっかなんで、たまにはこーいうのもいいかなとf^_^;

思いついたらまた書きたいです…;;

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